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皆様、年末年始、いかがお過ごしでしたか?
今年も、当事務所をよろしくお願いしますm(_ _)m

さて、本日は遺言書について書きたいと思います。
遺言書には、いくつか種類があるのをご存知でしょうか?
まずは、自筆証書遺言。
これは、遺言者が遺言書全文、日付、氏名のすべてを手書きし、押印して作成する遺言のことです。
パソコンで作成されたものや、第三者が代筆したものでは無効になってしまいます。
この遺言書は封をしなくても大丈夫ですが、封をした場合は、相続時に家庭裁判所での開封・検認が必要となります。
証人や立会人が必要ないため、手軽に作成することができ、作成費用もほとんどかかりませんが、破棄や隠匿されたりする恐れもあり、安全性確実性に欠けるとも言えます。
次に、秘密証書遺言。
内容を秘密にしておきながら、遺言があることを知らせておく遺言です。
遺言者が遺言書を作成して署名・押印し、遺言書を封筒に入れて密封した状態で公証役場へ持参するので、内容は誰にも知られることはありません。
公証役場では証人2名の立ち会いのもと、公証人に対して自分の遺言書であることを伝えます。公証人は封筒に遺言者が述べた内容と日付を記載し、最後に公証人、遺言者、証人が署名・押印します。
この遺言書は、自筆で作成する必要がないため、パソコンで作成したものや第三者に作成してもらったものでも良く、遺言者は自分の名前のみ自筆で署名します。
ただし、公証人が内容を確認しないため、形式の不備などにより遺言が無効になってしまう恐れがあります。
最後に公正証書遺言。
これは、公証役場に出向いて公正証書として作成する遺言書のことです。
まずは、証人2名の立ち会いのもと、遺言者が遺言の趣旨を公証人に口頭で述べ、その内容を公証人が筆記します。
それを遺言者と証人に読み聞かせるか閲覧させた後、遺言者と証人が公証人の記述が正確であると承認して、各人がこれに署名・押印し、最後に公証人がこれまでの手続きを経て作成したものだと付記して、署名・押印して完了です。
この遺言書のメリットは、原本が公証役場に保管されるので、隠匿、破棄、変造が不可能な点にありますが、すぐに書き直すことができなかったり費用がかかることがデメリットと言えるでしょう。

このように、それぞれメリット・デメリットがありますし、相続人や不動産の調査も含めて、是非一度ご相談ください。